かつての中国製品の印象は、安かろう悪かろうという印象が強くありました。ですがそれも今や昔の話で、今では安くて質の良い製品が多く販売されるようになってきました。
なのでそこに目を付けて、中国輸入ビジネスを始めようと考える人が増えて来ています。もっともそこで気になるのが、如何にしてビジネスを始めるかです。
中国輸入ビジネスを始める際の流れとしてはまず、商品を仕入れるための資金を用意する必要があります。その上でその資金を使って仕入れを行う、仕入れ先を確保しなければなりません。
一昔前なら仕入れ先を確保するだけでも大変でしが、ネットのある今の時代では通販と同じように簡単に仕入れをすることも可能です。また販路もヤフオクをはじめ、メルカリやアマゾンなど個人でも出品できる環境が整っています。
こらから中国輸入を始めようと思っている向けに要点をまとめてみました。
どんなものをどこで仕入れるか？主な仕入れ先を紹介！
さて、ある程度の資金が準備出来たら次は仕入れ先を探すことから始めます。といっても現地といろいろとやりとりしたり、現地に赴いたりする必要はありません。パソコンとネット環境さえあれば、たいていのものは仕入れられるからです。もっと言えばスマホひとつでも可能です。
もちろん大量に買い付けとなれば、値段交渉や仕入れ先の品質チェックなど色々とすることはありますが、最初はまずは小ロットで確実に売れそうなもの、売れる自信のあるものを中心に始めるのが良いでしょう。
具体的にどういったサイトがいいかというとご存じの人も多いと思いますが、アリババやアリエクスプレスといったサイトが挙げられます。
どちらもアリババグループですが、アリババはBtoBサイト、つまりビジネス向けなのに対し、アリエクスプレスは個人向けの通販といった位置づけです。
最初にある程度の資金と販路が予測できるのであれば、アリババで仕入れ先を探すのがベターだと思いますが、まず副業で始めてみたいとか、どういったものが売れるのか自信がない人はアリエクスプレスでいろいろと購入して、自分で販売しながら経験を積むのも良いでしょう。
実際ヤフオクやメルカリに限らず、ちょっとフォロワーの多い個人のインスタのアカウントなんかが、アリエクスプレスの商品を通販で販売しているケースも多いです。
ただ、気を付けないといけないのはフリマアプリは実際に手元に商品があるものしか出品できません。売れてから仕入れるという横着なことをしてしまうとフリマアプリなどから規約違反でアカウントが削除されたりすることもありますので、この辺りは気を付けましょう。
仕入れた商品の売り先はどこがいい？
もちろんですが、仕入れる前にだいたいどういったところでどれくらいの価格で実際に販売されているか、どれくらい売れているかなどの下調べはしていると思いますが、他社のものが売れているからと言って、たとえ同じ商品であっても必ずしも自分のものも同じように売れるとは限りません。
特にメルカリやヤフオクなどは利用者が多い反面、同業者も非常に多いため同じ商品であれば安い方に流れてしまうし、商品も値段も同じであれば過去のレビューや評価の高い方に流れたりすることも多々あります。
とにかくたくさん販売して実績を作っていかないと安定して、売れ続けるようになるのは簡単ではありません。
これに関してはAmazonで販売する場合も同じです。Amazonの場合は独自のアルゴリズムでAmazon内での検索順位が決まりますが、出品したばかりでレビューも全くない状態だとなかなか売れないことも多いです。
少し厳しい書き方になりましたが、中国輸入のビジネスは多少の資金があれば比較的簡単に始められる反面、安定して売り続けるためにはある程度のノウハウやコツ、経験などが必要になってくることも覚えておきましょう。
とは言え、どこで売るにしても今やネット通販は全国民が日常的に利用するものになってきました。メルカリでも出品してからわずか1分もかからず売れてしまうことも珍しくありません。
良い商品をちゃんと仕入れさえできれば、メルカリでもAmazonでもいくらでも売れるし、実際中国輸入を個人で初めて、脱サラして法人にして大きく儲けている会社は少なくありません。
つまりやり方次第では、中国輸入ビジネスはまだまだこれからチャンスはいくらでもあるでしょう。
さあ、中国輸入ビジネスを始めよう！
まずこれから始めるには何から手をつけていいか分からない人が多いかもしれませんが、まず成功体験を積むことからスタートすると良いでしょう。いろいろと考えすぎたり、いきなりアリババで慣れない交渉をして大量に購入して失敗するよりは、小さな失敗と成功体験を重ねるほうが進めやすいです。
簡単にできる方法としてはアリエクスプレスなどの中国通販で自分が売れると思ったものをいくつか仕入れてみて、それらをヤフオクやメルカリで売ってみると良いでしょう。
あまりあちこちいろんなものに手を伸ばさず、ある程度ジャンルを絞ってやるほうが成功率は高いと思います。
また最近では中国輸入全般をサポートしてくれる会社も増えてきています。中国仕入れ代行から検品や日本への発送までまとめて日本語でサポートしてもらえると非常に助かると思いますので、こういった会社を利用するのもひとつの方法です。
