缶バッジの上手な収納方法・飾り方

いろいろなデザインや大きさのものがあり、集めていると楽しい缶バッジ。いつの間にかたくさんたまってしまい、収納に困っていませんか。あまりにも数が増えてうまく収納できていないと、大切な缶バッジが見つからない、どこに行ったのかわからない、傷がついてしまったということになりかねません。

だからといって、大切に集めてきた缶バッジを捨ててしまうのは惜しいものです。思い出のある缶バッジも持っていることでしょうから、捨てたくないと思います。
そこで、ここでは缶バッジの収納方法を紹介します。きれいに収納をしておけば、探しているものがすぐに見つかるし、傷をつけてしまうということもなくなります。
上手に収納をして大切に保管しましょう。

ウォールポケットを活用

飾りながら収納できる方法が、ウォールポケットを使う方法です。

ウォールポケットとは、ポケットがついている壁掛けのことです。ポケットの大きさは、スマホが入るものやペン1本が入るものなどさまざまです。ポケットには、布や透明フィルムなどの素材が使用されています。

缶バッジの収納には、小さなポケットがいくつもついていて、そのポケットが透明な素材であるものがおすすめです。小さなポケットだと、缶バッジを収納したときに中で動きにくくなり、透明な素材を使用していれば外から缶バッジを見ることができます。また、ポケットの口をしっかり閉めておけば、ホコリから守ることもできます。

ウォールポケットは100円均一や雑貨屋などで販売されています。

しかし、大きさが合わない、値段が高いなど気に入ったものが見つからないこともあると思います。気に入ったウォールポケットがない場合は、自分で作ってしまうのもよいかもしれません。テーブルクロスを使って作ることができます。
観賞しながらきれいに収納できる方法です。

コルクボードを使って飾る

コルクボードを使っても収納しながら鑑賞できます。

コルクボードに缶バッジをつける方法には、マスキングテープを使う、画鋲を使う、クリップを使うなどいくつかあります。

マスキングテープを使う場合は、まず適当な大きさにマスキングテープを切り取り、半分の部分で折り曲げます。粘着面が内側になるようにしてください。これの端に穴あけパンチで1つ穴を開けて、穴に缶バッジのピンを通します。画鋲を使ってマスキングテープをコルクボードにとめれば完成です。

クリップを使う方法は、マスキングテープを使う方法に似ています。缶バッジのピンにクリップを通し、クリップを画鋲で固定すれば完成です。

画鋲だけを使う場合は、コルクボードに画鋲を刺して、そこに缶バッジをひっかけるように飾ります。画鋲を斜めに刺すことがポイントで、ここにうまくひっかけるようにします。画鋲2つを少しだけ間を空けて刺して、その上に缶バッジを乗せる方法もあります。

ワイヤーネットを使って飾る

ワイヤーネットも見せながら収納できる方法です。

ワイヤーネットとは、スチールやアルミ製のワイヤーをネット状に編み込んで作ったパネル状のものです。100円均一やホームセンターなどで購入できます。金属の光沢を活かしたものや白色のものなど、いくつかデザインがあり、デザインによって飾ったときの雰囲気が変わります。

ワイヤーネットは平面で厚みが薄いので飾るのにそれほど場所を取りません。ネットに缶バッジのピンをひっかけるだけで飾れるので、直接缶バッジを傷つけることもないです。ピンの取り外しで位置を簡単に換えることができるので、レイアウトは簡単です。

飾るときのコツは、縦と横のワイヤーが交わる十字部分にピンをとめることです。この部分をうまく使うと、飾ったときに缶バッジが斜めになりません。
ワイヤーネットはキーホルダーを飾るにも使うことができます。お気に入りのキーホルダーも一緒に飾れば、お気に入りグッズを集めたワイヤーネットが完成します。

バッグに取り付けて飾る

缶バッジを普段持ち歩くバッグにつけている方もいると思います。普段持ち歩くために使うバッグだけでなく、飾る用のバッグを作ってしまえば、飾りながら収納ができます。

やり方は簡単で、バッグに缶バッジを刺すだけです。薄手の布製のバッグがピンを刺しやすいです。

壁にバッグをかけて飾る場合は、バッグが型崩れしないものを使用することをおすすめします。バッグがヨレヨレだと、壁にかけたときに折れ曲がってしまい、缶バッジが見えなくなってしまいます。薄くて柔らかい布を使用したバッグは缶バッジを刺しやすいのですが、あまりにも柔らかすぎると飾ったときにバッグがヨレてしまうので、その点を考慮する必要があります。

また、痛バッグといって缶バッジを収納できる透明ポケットがついたバッグが販売されています。専用のものなのできれいに収納できます。缶バッジの収納のためだけでなく、普段使いようのバッグとしても優れています。

お気に入りのバッグを作ってみてください。

リボンや紐を使って飾る

リボンや紐を使うと、壁に引っ掛けて飾ることができます。誕生日のパーティーで輪っかにした折り紙を壁に飾ることがありますが、あのようなイメージです。

用意するものは、リボンまたは紐です。適当な長さに切って、そこに缶バッジのピンを刺します。これで完成です。あとは、リボンや紐を好きなところに結んだり、画鋲でとめるだけです。ワイヤーネットのように場所をとることがなく、壁があれば好きな所に飾ることができます。リボンや紐の色を工夫することで雰囲気が変わります。

リボンまたは紐への缶バッジのつけ方ですが、横向きまたは縦向きの2通りがあります。

横向きに取り付ければガーランド風になります。ガーランドとは「花輪」「花冠」を意味する英単語の「garland」がもとになっていますが、現在では花や果物をあしらったひも状の装飾品を意味します。

縦向きに飾ると横向きとは違った雰囲気になります。

収納場所に困っているときや手軽に収納したいときにおすすめの方法です。

お気に入りの収納方法を探してみよう

ここでは、ウォールポケット、コルクボード、ワイヤーネット、バッグ、リボン・紐を使った収納方法・飾り方を紹介しました。気に入った方法がありましたか。

ウォールポット、コルクボード、ワイヤーネットなどは100円均一で購入することができ、費用を抑えながら収納や飾りつけができる方法です。自分の好きなようにアレンジしながら飾れるところも魅力の一つです。

バッグは収納として使うだけでなく、普段から持ち歩いて使えて実用面でも優れています。アニメや漫画の集まりなどがあるとき、このバッグを持って行けば注目の的になるかもしれません。

リボンや紐を使った方法も費用を抑えながら収納・飾り付けができるやり方です。100円均一でも手芸店でも低価格で購入できます。また、自分の好きな長さに切って、好きなように飾ることができます。

缶バッジをたくさん集めていると、どうやって収納しようか困ってしまうことがあると思います。そのようなときには、ここで紹介した方法を試してみてはどうでしょうか。きれいに収納しながら鑑賞することもできる一石二鳥な方法です。

大切な缶バッジだからこそ、なくしたり傷つけたりしないように収納方法に工夫をしてみてください。